Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

August 3, 2012, Stockholm--テリアソネラ(TeliaSonera International Carrier)は、同社のヨーロッパネットワークに新しいオーバーレイネットワークを導入し、データトラフィックの激増に対処する。
ノキア・ジーメンス・ネットワーク(NSN)は、この新しいネットワークを建設し、100Gとそれ以上のデータレートに対応する。既存の10G、40G光ネットワークもNSNによって建設された。
TeliaSoneraの技術長VP、Mattias Fridström氏は、容量アップグレードが必要となった理由について「帯域ハングリーなアプリケーションの増加」を挙げている。また、光ネットワーク販売/サポート担当、Mikko Lavanti氏は、「この最新のオーバレイネットワークはジュニパのルータと統合して顧客にシームレスなサービスポートフォリオを提供する。当初は40GEと100GEとして、今後400Gおよびそれ以上へのアップグレードも視野に入れている」とコメントしている。
契約によりNSNは、同社のhiT73000プラットフォームをベースにした新しい100G DWDMを導入した。hiT73000は、TeliaSoneraの現行のネットワークと同様、コヒレントCP-QPSK (coherent polarization multiplexed quadrature phase shift keying)変調フォーマットを採用している。