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エムコア、 タイ洪水アップデートを発表

July 23, 2012, Albuquerque--エムコア(EMCORE Corporation)は、タイ洪水の影響から同社製造作業が完全回復する見込であると発表した。全ての製造ラインが洪水前のレベルに戻るのは2012年10月の予定。製造数量が通常レベルに戻るにつれて今後同社の光セグメント製品の出荷が増えると同社は見ている。
2011年10月、エムコアは洪水がタイの同社主要契約製造業者の在庫と製造作業に大きな影響を与えたと発表した。影響を受けた分野には、CATV市場セグメント向けの製品ラインも含まれていた。それ以来エムコアは、影響を受けた製造ラインを他の場所に構築することを計画し、実施してきた。タイの代替工場、中国とUSの自社製造工場も含まれる。
エムコアによると再建計画は順調に進んでおり、40/100Gbpsコヒレント通信アプリケーション向けITLA製造ラインは、タイの契約製造業者の工場で予定より早く3月に立ち上がって稼働を続けている。製造ライン品質評価も完了し、ほとんどの顧客はフルライン監査を終えており、4月に出荷開始となった。今期の段階で、ITLAラインの稼働率は洪水前のレベルに戻っている。エムコア中国工場のCATVレーザモジュールと送信機製造ラインは、7月半ばに洪水前のレベルを回復。タイの契約製造工場のチューナブルXFP(TXFP)トランシーバラインは、2012年10月までには量産レベルに達する見込。それまでの間、TXFP製造はエムコアのニューワーク、カルフォルニア工場で続けられる。
エムコアの事業開発担当VP、Jaime Reloj氏は、「ITLAなどの製品ラインは需要が強いので、40/100Gbpsコヒレントアプリケーションをサポートするために生産能力を洪水前レベルよりも増やす予定である」とコメントしている。

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