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分散補償フィルタモジュール世界市場予測

July 17, 2012, Upper Lake--ElectroniCast consultantsは、光通信ネットワークで使用される、フィルタベース分散補償モジュール(DCM)の市場予測と分析を発表した。波長分散(CD)は、石英光ファイバの本質的特性によるもであるが、効率的光通信のためにはキャンセルが必要になる。
2012年アメリカ地域は、フィルタベースDCM消費額でリードしており、推定世界市場でシェア46%を占める。年間の成長率はアメリカ地域で引き続き力強い成長が予測されており、これはデータレートの高速化とWDMベースのリンク導入比率が高いことによる。しかし予測では、APAC地域(35%/2012年シェア)におけるフィルタベースDCM利用の方が高い成長率となり、最終的には市場シェアでトップに出る見込だ。
特に、ヨーロッパにおける業界全体におよぶ経済危機のためにEMEA地域(19%/2012年)は、金額ベースの年間成長率は他の地域との比較で低くなると予測されている。さらに、EMEA地域は、チューナブルDCMに商機をもたらすような、LHや高速化、チャネル数の増加などのアップグレード、新規敷設が相対的に少ない。
このレポートは、光通信ネットワーキングにおけるフィルタベースDCM 2011-2016年消費額ベース市場展望と予測に関するものであるが、EDC、DCFベースのソリューションについても世界消費額予測データが掲載されている。
パッケージ化されたフィルタデバイス(モジュール)は、FBG(Fiber Bragg Gratings)またはエタロンベースの素子で構成されるのが一般的。この市場調査レポートでElectroniCastは、固定分散補償フィルタモジュール、可変分散補償フィルタモジュール製品の予測と分析を行っている。
ElectroniCastによると、固定タイプと可変型DCMにはASPで大きな開きがある。可変DCMは、需要に応じてチャネル容量が増加傾向にあり、可変DCMのASPは一定期間ごとに増加傾向を示している。

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