Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 11, 2012, Fremont/Utrecht--オプネクスト(Opnext, Inc)とオランダの研究・教育ネットワークSURFnetは、アムステルダムの国立スーパーコンピュータセンタSARAとジュネーブのCERN間で100Gbpsコヒレントフィールドトライアルに成功したと発表した。
オプネクストは、このトライアルにOTS-100FLX 100Gbpsデジタルコヒレントサブシステムを用いた。アムステルダムとジュネーブ間1650km光リンクには次世代100Gbpsシングルキャリア技術と軟判定フォワードエラーコレクション(SD-FEC)、EDFAのみを利用している。
サブシステムのパフォーマンスを実証するために、埋込ファイバリンクは相対的に高非線形のTW+とTWRSファイバで構成。光リンクはジュネーブでループバックし、総延長3300km。このループバック3300kmリンクは、全Cバンドおよび入力パワー全域で23時間(BER ＜10^-15)エラーフリー動作し、将来このリンクが100Gbpsコヒレントトランスポンダで8Tbpsにアップグレードできることを実証した。
オプネクストのサブシステムは、OTS-100FLX 100Gbpsフレクスポンダラインカード、新発売の4RU小型形状OTS-mini ETSIシェルフからなる。