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2015年に770億ドル、通信サービスプロバイダのサービスアウトソース

June 11, 2012, Campbell--Infonetics Researchは調査レポート「装置ベンダにアウトソースするサービスプロバイダ」を発表した。

調査結果の要点
・装置ベンダへのサービスプロバイダのアウトソースは2010年(548億ドル)、2009年(496億ドル)から10.6%増となった。
・装置ベンダにとって、サービスプロバイダアウトソーシング市場は、2015年には774億ドルに成長する。
・ネットワークの維持、計画、設計、運用は、キャリアアウトソーシング市場における主要成長分野。
・アウトソースサービス成長の多くはEMEA(欧州、中東、アフリカ)からのもので、アフリカでのアウトソーシング契約は大規模、西欧や、アジアでも特にインドでは中規模が多い。
・2010年、競争の激しいアウトソーシング市場でトップに立っているのはHP、僅差でIBMとエリクソンが続いている。
・世界の管理される加入者の数をベースにすると、従来の装置ベンダが現在管理しているのは世界の加入者の約1/4になる。
・Infonetics Researchが2009年に調査したサービスプロバイダアウトソーシング2010年市場予測は、2010年の実際の市場規模との差が0.9%以内(予測は543億ドル、実績548億ドル)だった。 

主席アナリスト、Stéphane Téral氏によると、マネージドサービスが今後の装置ベンダのビジネスになることは明らか。「5月18日のClearwireとEricssonの契約は、メーカーが、単なる装置メーカーからサービスプロバイダへと移行し、同時にtelcosやcellcosがクライアントをビジネスの中核に据えるソフトウエアベースの企業、つまりsoftcosに変わる、という当社の見方が正鵠を射ていることを示している」と同氏は指摘している。「同様にして、ネットワークシェアリングはcellcosにとって未来の姿になる。それがタブーであっても、運用コストの継続的な削減がアウトソーシングの原動力になっているからだ。どのように考えてもOPEXは膨大であり、昨年第4四半期で1兆4000億ドルに達した(前年比7%増)。アフリカ、ブラジル、中国、インドの農村部における新規加入者獲得、西欧社会でのスマートフォン補助金によって販売・マーケティング費用が増加し、OPEXが激増している。このことは、キャリアがどのようにネットワークの運用から顧客対応へと舵を切ってきたかを示している」と同氏はコメントしている。

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