Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

May 18, 2012, Upper Lake--ElectroniCast Consultantsは、光ファイバ融着接続機世界市場の調査結果を発表した。このレポートには、2011年の融着接続機の状況と今後5年(2012-2016)の予測が含まれている。
融着接続機は、光ファイバを相互接続するために用いられる特殊機器。この市場調査は、光通信アプリケーション用で使用される融着接続機、通信用途で使用されるコンポーネント製造のために使用される融着接続機をカバーしている。
2011年、光ファイバ融着接続機の消費額ではAPAC地域が市場リーダーだった。中国での大量消費により、APAC地域は予測期間において相対的市場シェアが伸びると予測している。原動力となるのはこの地域の国々で進むFTTx導入、それに光コンポーネント/デバイス製造における融着機の利用。
ElectroniCastによると、通信アプリケーションは現在、世界市場で光融着機の消費額の55.7%を占める(2012年の消費額 プレミス/エンタプライズ: 9.9%, CATV: 11.6%, ミリタリ: 3.5%、特殊用途: 2.7%, 製造: 16.6%)。プライベートエンタプライズネットワークでの融着接続機の使用は、予測期間(2012-2016)でCAGR 14.7%成長と予測されている。ケーブルTV、軍/航空機および様々な特殊/その他のアプリケーションで利用される融着機の消費額もレポートに含まれている。