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1Q12、世界の光ネットワーク装置投資は23%減

May 17, 2012, Boston--Infonetics Researchが発表した「光ネットワークハードウエア」調査によると、2012年Q1の光ネットワーク装置投資は世界規模で23%減となった。

主な調査結果
・1Q12 WDMとSONET/SDH光ネットワーク装置世界市場は、前期比23%減、28億ドル(四半期の落ち込みとしてはここ数年で最大)となったが、前期に市場が9%伸びて力強さが見られただけに、インパクトは大きかった。EMEAは、一般的にQ1は季節的に落ち込むが、1Q12は過去5年の光装置投資で最悪だった。
・富士通とシエナが、北米では競合を凌駕した。
・APACは、日本の旺盛な投資により活気づいた。NECと富士通が、1Q12は前年同期比28%増を記録した。
・NECと富士通の際立った業績を別にすれば、前期に好調だった多くの大手ベンダに対して、1Q12はInfinera、ADVA、トランスモードなど中堅のベンダが業績を伸ばした。
・1Q12のROADM光装置投資は横這いであり、このカテゴリーでは記録的な四半期は4Q11だった。
主席アナリスト、Andrew Schmitt氏によると、EMEA、特にヨーロッパでは2012年Q1、WDM光装置に対する投資の落ち込みが、レガシーSDH装置に対する投資の落ち込みよりも急激だった。北米のキャリアについては、「年々投資を抑制しているが、WDM装置やROADMなどの先進的な技術に投資を振り向けている」と分析している。
「EMEAと北米は、4四半期ベースでは下降トレンドだが、APACは横這い。しかし、ベンダやキャリアの話からすると、北米の投資は安定成長にもどると考えられる。また、中国のキャリア調査から、中国における今年の光投資は堅調であると予測している。しかし、ヨーロッパは厳しい状況にある。マクロ経済の動向から希望はほとんどもてない。サービスプロバイダの中には、非常事態に備えて防備を固めるところもでてきている」とSchmitt氏はコメントしている。

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