Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

May 7, 2012, Boston--Infonetics Researchは、「10G/40G/100G光トランシーバ市場規模と予測」を発表した。同レポートは、光トランスポート、エンタプライズ、キャリアルーティング/スイッチング市場で販売される10G、40Gと新生100G光トランシーバ、トランスポンダを調査したもの。

調査の要点
・Infonetics Researchの予測では、10G、40G、100G光トランシーバ世界市場は2016年に33億ドルに達する。
・10G SFP＋モジュールの出荷数量は、2011年は前年の約2倍となり、2016年まで、CAGR 40%で増えていく。
・チューナブルXFPの2011年出荷数量は、新規サプライヤが参入してきたため、約3倍になった。
・2011年のWDM対応モジュールの出荷数量は、前年比で24%増。
・100Gコヒレントトランシーバ市場は、ネットワーク装置メーカー(NEM)に後押しされて、2012年に大量供給される見込だ。
同社主席アナリスト、Andrew Schmitt氏は「2012年は、装置を製造する新規ベンダが増えるため、100G設計で極めて重要な年になる。これが原動力となって2013年はコンポーネントの数が増える、その背景にあるのは、キャリアが光ネットワークをアップグレードしてオールコヒレントネットワークにしようとしている動きだ。一方、10G WDMインタフェースはチューナブルXFPが牽引して成長が続く、また10G SFP＋の数量はデータセンタで爆発的に伸びる」と分析している。