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昭和電工、GaN系LED素子事業を分離 豊田合成との合弁事業化

May 2, 2012, 東京--昭和電工(SDK)は、2012年中をめどに窒化ガリウム(GaN)系青色LED素子事業を分離、別会社化したうえ、この会社の株式70%を豊田合成に譲渡することを決定した。
SDKは4元(AlGaInP)系、ガリウムヒ素(GaAs)系・ガリウムリン(GaP)系、GaN系など多種のLED素子の生産販売を行っている。今回、これらのうち千葉事業所にて生産を行っているGaN系LED素子事業の合弁事業化を実施する。
GaN系LEDの開発販売で先行した世界大手の1社である豊田合成とSDKは現在も提携関係にあるが、SDK事業を豊田合成の傘下とすることにより一層の関係強化を実現しグループ全体での供給力の拡大を図るとともに、高輝度化や生産効率向上などの研究開発面でのシナジー効果の発揮を目指す。
GaN系LED素子以外のLED事業は、これまでのとおりSDK単独の事業として継続する。

新会社の概要
会社名(仮称):TSオプト株式会社(TS Opto Co., Ltd.)
設立時期:2012年12月(予定)
所在地:千葉県市原市八幡海岸通り5番の1
資本金:設立時 約4.9億円(予定)
出資比率:豊田合成 70%、SDK 30%
事業内容:GaN系LED製品の製造・販売

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