Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

April 27, 2012, Dublin/Jena--カールツァイス(Carl Zeiss Meditec)は、米国FDAから条件付臨床テスト許可を得て、近眼矯正にReLEx smile(角膜片切除)処置の臨床実験を行う。
カールツァイスは、屈折矯正手術のために新しいReLExスマイル技術を開発した。同技術はレーザによる最小の侵襲で視覚を矯正するために、フェムト秒レーザ技術と正確なレンズ切除を初めて1つのシステム、カールツァイスメディテックのVisuMax Femtosecond Laserに統合したもの。LASIK治療でエキシマレーザは組織を気化するが、ReLExスマイル法はフェムト秒レーザで完全なままの角膜に屈折角膜片を生成する。次に、小さな4mm以下の小さな切除でこの角膜片を除去する、患者にエキシマレーザを当てる必要はない。カールツァイスメディテックAGの社長/CEO、Dr. Ludwin Monzは、「米国でこの治療が使えるようにするためにこの臨床実験を始める」と話している。
VisuMax Laser Keratomeは現在、米国で審査を通って、角膜弁やラメラ(薄板状の弁)の作製、角膜移植用に透過できるようになった。VisuMax ReLExスマイルは初めての、微小切除、シングルステップ、オールフェムト視覚矯正法であり、2011年9月に世界的に発売された。
臨床実験を行うための条件付承認を受けたのは2012年4月20日。カールツァイスメディテックは、今後数ヶ月以内に米国で患者登録を始める。