Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

April 23, 2012, College Park--メリーランド大学、ジョージワシントン大学が統括するギガビットPOP(GigaPoP)、Mid-Atlantic Crossroads(MAX)は、100G光ネットワークの導入を発表した。
同ネットワークは業界標準100G技術をベースに建設される米国初のネットワークとなる。これは、MAXによるテスト期間成功をうけたものであり、アップグレードネットワークは、メリーランド州、バージニア州、コロンビア地域の44大学、連邦機関、政府研究機関、非営利機関の大規模データフロー要求を満足するものとなる。
MAXがこの高度に発達したネットワークを導入することによって、そのメンバー組織は、気候のモデリング、遺伝学、仮想化を含む重要分野における研究と理解を深めることができる。これらの機関で行われている重要な研究は、MAXのハイパフォーマンスデータ転送能力と最先端のネットワークサービスに依存している。
「研究と教育機関をサポートするネットワークは、100Gパフォーマンスを必要としている。MAXは、米国でこの目標に到達する初めてのネットワークの1つとなる」とメリーランド大学情報技術学部、ネットワークと通信技術担当副CIO、Tripti Sinha氏はコメントしている。
MAXは、富士通の技術を採用し、約2年前にネットワークアップグレードの設計を始めた。現在、MAXは従来の光技術への投資を無駄にすることなく、増加を続ける帯域集約的、パケットベースのアプリケーションをサポートすることができる。MAXと富士通は、5年以上前から協働している。