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ノビアン・ヘルス、レーザアブレーションを利用し乳癌臨床試験開始

April 20, 2012, Chicago--ノビレーズブレストセラピー(Novilase Breast Therapy)の開発者、ノビアン・ヘルス(Novian Health)は、Novilase Interstitial Laser Therapy(ILT)を用いて悪性の胸部腫瘍を破壊するためにマルチセンタ臨床試験を始めた。
マルチセンタ臨床試験に参加する最初の医療機関はデンバーのローズブレストセンター(Rose Breast Center)で、試験の責任者はBarbara Schwartzberg, M.D.。
Novilase ILTは、侵襲の少ない、画像誘導腫瘍摘出手術代替法。これは小さな胸部腫瘍の除去に使用される。この新しい臨床試験は、FDA市販前承認(PMA)プロセス2段階のうちの第1段。この試験に先立って、悪性胸部腫瘍処置に対するNovilase ILTの予備調査がシングルセンタで行われ、成功している。ノビアン・ヘルスによると、間もなくヨーロッパでも同様の臨床試験が始まる。
今回の臨床試験では、2㎝までの胸部腫瘍の完全除去率を評価する。また、遺残腫瘍の発見にMRI、マンモグラフィ、超音波を使用し、腫瘍摘出手術後の試験体の症状との関係も調べる。
ローズメディカルセンターの癌担当主席、Dr. Barbara Schwartzbergは、今回の試験の目的について、「初期乳癌に対する侵襲の少ないレーザアブレーションが従来の外科的腫瘍摘出手術と同様の効果を持つかどうかを評価する。レーザを用いると、利便性が高まり、痛みや変形が和らぐ可能性もある。ローズブレストセンターでは、患者にこの方法をオプションとして提供できればよいと考えている。これは、最新の技術と治療法を提供すると言う当センターの伝統を継承するものである」と話している。
(詳細は、www.novianhealth.com)

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