Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

April 17, 2012, 深セン--ファーウェイ(Huawei)は、ベルテレコム(Beltelecom)がファーウェイを選定してベラルーシ初の商用コヒレント100G WDMネットワークを建設すると発表した。
同ネットワークの最長サービスパスは、ポーランド国境のGrodnoからロシア国境のVitebskまで1200kmをカバーする。ePDM-QPSKコヒレント100G 技術を用いることで、80chs WDMシステムの伝送容量は、従来のDCMモジュールなしで、8Tb/sまでとなる。同ネットワークは、ベラルーシで超ブロードバンドデータサービスを提供し、ロシアのキャリアにはヨーロッパ、アジア間の専用線サービスを提供する。
ファーウェイによると、同社はこれまでに16の商用100Gネットワークを構築しており、100Gネットワークトライアルは50を超えている。同社が提供するトランスポートネットワーク製品は、WDM/OTN/MS-OTN、MSTP/ハイブリッドMSTP、マイクロ波製品、エンド・ツー・エンドネットワークソリューション。調査会社Ovumによると、2011年Q3現在、ファーウェイは、世界光ネットワーク市場、WDM/OTN市場、40Gネットワーク市場でNo.1にランクされている。