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FT-オレンジ、インド洋でLION2サービス開始

April 16, 2012, Paris--フランステレコム(FT)-オレンジ(Orange)およびLION2コンソーシアムの他のメンバ(グループの子会社: Mauritius Telecom, Orange Madagascar、Telkom Kenya, と他のオペレータ, Emtel Ltd、Société Réunionnaise du Radiotéléphone)は、ブロードバンド海底ケーブルLION2のサービスを開始した。
同ケーブルによりMayotte島に初めてブロードバンド接続が提供され、ケニアの国際ネットワーク接続が強化される。
2009年末のLION(Lower Indian Ocean Network)海底ケーブル稼働に続き、今回の新設ケーブルはインド洋にブロードバンドインターネット接続を拡大するという同グループの計画を実現するものとなる。LIONケーブルは、Réunionおよび Mauritius島経由でマダガスカルを世界のブロードバンドネットワーク接続しているが、今回のLION2ケーブルによりMayotte経由でケニアまで延長した。
LION2は、Kaweni (Mamoudzou)陸揚げ局を通してMayotteに初めて、ヨーロッパ並みの伝送容量とサービス品質のブロードバンドインターネット接続を提供する。
ケニアでは、LION2ケーブルは、Mombasa近くのNyaliに建設された新しい陸揚げ局を通した接続となる。同ケーブルは、ケニアの国際ネットワーク接続を強化し、今後の容量要求をカバーするという意味で、ケニアでは特に重要視されている。さらに、この新設ケーブルはコンソーシアムグループの全アフリカ諸国にヨーロッパとアジアへの代替ルートを提供する。第4の海底ケーブルへのアクセス提供により、ケニアはケーブル間で必要となるトラフィックルートを柔軟に変更できるようになる。
ケーブル長は2700km、WDM伝送、現在の最先端の海底ケーブル技術を採用。これにより、最大容量1.28Tb/sが可能となり、今後追加工事なしで容量を増やしていくことができる。
LION2ケーブルの建設投資は総額約5700万ユーロ、そのうち3800万ユーロはフランステレコムSAとその子会社が出資する。

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