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April 11, 2012, Singapore--ゼコテック(Zecotek Photonics Inc)は、スイスのヨーロッパ合同原子核研究機関(CERN)、ALICE実験がゼコテックの特許となっている第3世代マイクロピクセルAPD(MAPD-3N)を発注したと発表した。
今回の発注は、ノルウェイのベルゲン大学が行ったMAPD特性ベンチテストの結果および以前に発表した４つの他のCERN実験からのMAPD発注に続くものである: スイス連邦工科大学、合同原子核研究所、CMS(compact Muon Solenoid)実験、NA61実験から複数のMAPD受注。
ALICE(A Large Ion Collide Experiment)代表、Dr. Petr Nomokonovによると、ゼコテックの固体MAPD-3Nフォトディテクタをテストした結果、カロリーメータ用途に相応しい多くの特性が実証された。「低バイアス電圧、量子効率、耐放射性、時間軸分解能」を同氏は挙げている。「旧いフォトンカウンティング技術であるAPDの置き換えを以前から探していた。ゼコテックのMAPDは、コンパクトであること、耐放射性、その他の科学的、技術的利点からして、素晴らしいソリューションだ」と同氏はコメントしている。
ゼコテックの会長/社長/CEO、Dr. A.F. Zerroukは「ALICE実験は、固体MAPDフォトディテクタを用いたCERN第５回目のプロジェクトであり、これによって当社とCERNの様々な研究チームとの関係が深まった」と語っている。