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2012年光コンポーネント/モジュール需要薄、下半期は改善の見込

April 6, 2012, NY--ライトカウンティング(LightCounting)の「市場アップデートレポート」によると、光コンポーネントとモジュールの販売は、2010年に36%増となった後、2011年は9%増にとどまった。このアップダウンは投資家の間に市場バブルの懸念を呼び起こしたが、2011年を通じて多くの製品が力強さを維持したことで市場全体は成長基調となった。
市場は揺れ動いており、2011Q1はサプライヤによっては期待外れと感じられたかも知れないが、テレコム、データコムの両市場の本格的な回復がQ2に始まり、2012年の残りはこの勢いが続いていく。光ネットワーキング装置需要は、2011年にコンポーネントとモジュールの販売を凌駕しており、2012年にはサプライチェーンはバランスを取り直す必要がある。
「市場アップデートレポート」には、SONET/SDH、Ethernet、ファイバチャネル(FC)、CWDM、DWDM、FTTxトランシーバなど100を超える製品カテゴリに関する2010Q1~2011Q4の販売データが収録されている。データは、20社を超えるモジュール/コンポーネントベンダから収集。また、2012年の見通しについてもレポートされている。

2011年市場の要点
・タイの洪水による供給停止があったにもかかわらず、10Gと40G DWDMモジュールは、それぞれ7%、73%成長。
・GPONモジュールは中国の力強い需要により、2011年45%増、2億5000万ドルを超えた。10G PON製品量産第一弾も報告されている。
・10GbE SFP+トランシーバ出荷は増加が続いており、2011年の出荷数量は400万個を超えた。
・40GbEと100GbEモジュールの販売は2011年に約300%成長となり、2012年にはEthernetトランシーバ市場全体の10%を占める見込だ。
・16Gb/s FCインタフェースの導入は2011年後半に力強さが出てきており、この勢いは2012年前半も続いた。

「市場アップデートレポート」に含まれる装置ベンダの業績
・ZTEは、2011年に売上を29%伸ばした。同社は光ネットワーキングでシェアを増やし続けており、世界市場への展開ではファーウェイを凌駕することもある。ファーウェイの2011年の業績は、8~10%と穏やかな成長。
・アルカテル-ルーセントの年間の売上は2%成長。
・EMCの年間の売上は18%成長。
(詳細は、www.lightcounting.com)

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