Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

March 16, 2012, Fremont--インテマティクス(Intematix)は、既存投資家(Draper Fisher Juvetson, Crosslink Capital)と新規の投資家から1620万ドルの融資を獲得した。Intematixは、高品質LED照明を実現する同社特許のホスファとホスファコンポーネントのメーカー。
Intematixは、今回獲得した資金を工場拡張、ホスファ製品とChromaLitリモートホスファ製品の開発などにあてることでLED業界の課題に引き続き取り組んでいく。
照明用LEDは効率が改善されてきているが、カラー品質や小型形状での熱マネージメントという課題に直面している。Intematixのホスファによって白色光は従来タイプの光源に匹敵するものとなり、ChromaLitリモートホスファシステム(remote phosphor=発光層の離れた位置を利用して発光材料の変換効率、寿命を改善)によってクーリング効率が向上し、よりコンパクトなLED電球ソリューションが実現する。
Intematixの役員であるCrosslink CapitalのAlain Harrus氏は、Intematixについて、「IntematixはLED照明の普及に必要な光品質を提供できる主要メーカーだ。今の市場は、光の品質を問題にしているので、世界中に固体照明を普及させるにあたって、Intematixは好位置につけている」とコメントしている。