Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

March 7, 2012, Irvine--クラリファイ(ClariPhy Communications, Inc)は、NECがクラリファイのLightSpeedコヒレントSoCをNECの光トランシーバモジュールに採用すると発表した。クラリファイのLightSpeed CL4010 SoCは業界初のシングルチップCMOSソリューションで、40Gコヒレント光ネットワークをターゲットにしている。
最先端のDSPベース変調技術により、コヒレント伝送技術が急速に立ち上がってきている。ファイバネットワークの伝送距離も容量も飛躍的に拡大することで、光ネットワーキングにパラダイムシフトが起こっている。クラリファイのLightSpeed CL4010は、コヒレント光伝送向け世界初のASSPであり、NECのようなモジュールサプライヤはこれを採用することでオペレータからの急増する40Gコヒレント導入要求に応えることができる。
LightSpeed CL4010は、代替ソリューションと比較して業界最先端の集積度と最小消費電力を実現しており、これによって標準MSA形状が可能になる。CL4010により、伝送距離3000km超、メトロやLHネットワークで必須となる最高度のスペクトラル効率が得られる、とクラリファイは説明している。