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OTN世界市場、2015年に106億ドル

February 15, 2012, Boston--Infonetics Researchは「OTNハードウエア市場展望」を発表した。
同社ディレクティングアナリスト、Andrew Schmitt氏によると、OTN装置は、成熟したトランスポート装置、初期の装置、急成長しているOTNスイッチング装置の違いがある。各セグメントで採用レベルに差があり、成長率にも大きな差がある。OTNスイッチングの売上高は、2010年には前年比132%増となった。一方、OTNトランスポートの売上高は同9%増だった。両セグメントとも、光装置市場全体のCAGR 3.7%を遙かに上回るペースで成長している。

主な調査結果
・OTNトランスポートとOTNスイッチング装置を合わせた売上高は、2015年に106億ドルに達する。
・2011年、OTNトランスポートへの投資はOTNハードウエア市場全体の92%を占めたが、OTNスイッチングは8%だった。OTNスイッチングセグメントはOTNトランスポートを遙かに上回るペースで成長しているので、2015年には両社の比率は大きく変わる。
・OTNスイッチング市場の急成長は継続するとInfonetics Researchは見ている。その理由として、40G、100Gコヒレント技術の採用が、OTNスイッチングを含む新技術導入の触媒となるから、としている。
・ファーウェイがOTNトランスポート、スイッチング両方の市場で先行している。中国の通信キャリアがオールOTNネットワーク導入に意欲的であり、OTNスイッチングでは最大規模の導入をしていることから、ファーウェイはWDMの一大勢力となっている。
・OTNスイッチングとトランスポートハードウエアを合わせると、2011年上期で、世界の光装置投資(WDM、SDH/SONET)の45%、2015年には70%のシェアとなる。

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