All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

ナノフォトニクス世界市場は2016年に109億ドル

February 14, 2012, Wellesley--BCCリサーチ(BCC Research)の「フォトニクス向けナノテクノロジー:世界市場」によると、ナノフォトニックデバイス世界市場は、2011年に約25億ドルだったが、今後CAGR 34.8%で成長して2016年には109億ドルに達する。
ナノフォトニックデバイス世界市場は、9つのセグメントに分けられる。ナノフォトニックダイオード、ニアフィールドオプティクス、太陽電池、光スイッチ、ナノフォトニックIC、ホログラフィックメモリ、ナノオプティカルセンサ、光増幅器、Add/Dropフィルタ。
ナノフォトニックダイオードが最大セグメントで、90%超のシェア。2011年の市場規模は24億ドル、このセグメントはCAGR 32.7%で成長し、2016年には99億ドルに達する。
次に大きなセグメントはニアフィールドオプティクスで、2011年のシェアは約2%。同年の市場規模は5280万ドル。このセグメントはCAGR 2.3%で成長し、2016年には5920万ドルに達する。
残りのセグメント全体は、現状では市場シェアは極めて小さいものの、2016年には約10億ドルに達し、市場シェアは約10%となる見込みだ。
ナノフォトニクスは、光とナノ構造および材料との相互作用に関連している。「ナノスケール」の定義は、一次元(線)が少なくとも100nm以下。このスケールでは、より大きなシステムを特徴付ける特性は必ずしも当てはまらず、ナノフォトニクスデバイスは独自の特性を持つことになる。
ナノテクノロジー一般の最近の進歩により、これらの材料や方法をナノフォトニックデバイス作製に使用する機会が生まれた、特に光閉じ込め構造は光の速度を落とし、光を強め、操作することができる。こうした構造はフォトニック結晶と呼ばれ、光と材料の相互作用を大幅に強めることができる。その結果、ナノフォトニクス技術により、広帯域、高速、超微小なオプトエレクトロニクスコンポーネントの実現が可能になる。この技術は、通信、コンピューテーション、センシングに革命を起こす可能性を孕んでいる。
(詳細は、www.bccresearch.com)

製品一覧へ

関連記事

powered by weblio





辞書サイトweblioでLaser Focus World JAPANの記事の用語が検索できます。

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.