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ネオフォトニクス、狭線幅チューナブルレーザ製造拡大計画

February 13, 2012, San Jose--ネオフォトニクス(NeoPhotonics Corporation)は、急増する需要に応えて狭線幅チューナブルレーザ(NLW-TL)の製造能力大幅増強計画の第一期を完了したと発表した。
同社は、2011年暦年Q4の生産計画以来、NLW-TL製造を倍増している。この製品に対する需要は、業界の製造能力を大幅に上回っている。理由は、1つはコヒレント光技術に急速な普及であり、もう1つは2011年タイの洪水による業界の供給制約。
ネオフォトニクスの社長/会長/CEO、Tim Jenks氏によると、タイ洪水によるNLW-TL供給が40Gbps、100Gbpsコヒレント光トランスポートシステム出荷の制限要因になっている。「当社は、製造能力を増強し、この重要なニーズに応えていく。当社が最初に拡張計画を発表して以来、新たに新規顧客が7社増え、今後さらに増える見込みだ。当社の第一期能力拡張は、現在フル稼働になっており、再度拡張して業界の要求に応えていきたい。NLW-TLsに対する需要増は、コヒレントトラスポート技術の急速な普及にともなって今後数年は続くものと見ている」。
ネオフォトニクスのNLW-TLは、コンパクトで広い可変幅、狭線幅、Cバンドでの出力35mW、Lバンドで20mWを特徴としている。狭線幅はデジタル信号処理(DSP)を容易にするように設計されている。DSPは、コヒレント光伝送で入力信号を解析する際に、コヒレントレシーバのLO光と入力信号とを混合する。コヒレント伝送は、光チャネルの帯域を10Gbpsから100Gbpsに増やすことができ、これによってキャリアはバックボーンの帯域を経済的に拡張し、有線、無線ブロードバンドサービスのトラフィック急増に対処可能な設計とすることができる。ネオフォトニクスのNLW-TLの狭線幅、周波数安定は、位相シフトDFBレーザチップと独自のパッケージング技術により実現されている。またレーザアセンブリでは波長ロッカーや電気およびファームウエアインタフェースも集積されている。

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