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ノースロップグラマン、機雷探知システムALMDSを海上自衛隊に販売

February 9, 2012, Tokyo/Melbourne--日本の海上自衛隊(JMSDF)がヘリコプタ搭載レーザ機雷検知システム4機を購入した。日本の海岸線、日本の港に出入りする日々の海上交通の保護を支援するのが目的。ノースロップグラマン(Northrop Grumman Corporation)の航空機搭載レーザ機雷検知システム(ALMDS)を外国の海軍に直接販売したのは今回が初めて。
「ALMDSにより、JMSDFはMCH-101航空機を用いた飛行速度でかなりの距離をカバーできる。この技術は、機雷発見から除去までの時間を飛躍的に短縮できるものだ。ALMDSによって危険に先立ち、機雷対策がとれる」と米国海軍、ALMDSプログラムマネージャ、Donna Carson-Jelley氏は話している。
この機雷探知システムはレーザベースであり、ストリーク管イメージング光検知測距(LIDAR: light detection and ranging)を使って、海面近くの係留機雷を発見、分類、場所の特定を行う。同システムは、カバー範囲が広いので、ファン状のレーザ光を広げ、次にヘリコプタを進め、「押しほうき」のように水面を光掃引する。レーザファンビームが照射する同じ範囲をカバーするように4台のカメラが設置されている。システムが画像を受け取ると、自動標的認識アルゴリズムが可能性のある「機雷らしき」物体を取りだし、船上の艦隊オペレータが分類できるようにその画像を蓄積し、コンピュータを使った解析ツールで処理する。
ALMDSの導入にあたっては、ノースロップグラマンはパートナー企業、川崎重工業および富士通と密接に協力している。
(詳細は、www.northropgrummman.com)

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