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平面導波回路モジュール世界市場予測

February 6, 2012, Upper Lake--エレクトロニキャスト・コンサルタンツ(ElectroniCast Consultants)は、光通信ネットワークで使用される平面導波路回路(PWC)モジュールの世界市場と技術動向調査を発表した。
すべての機能を1つのPWCチップに収容するようなコンポーネントの高密度配置を可能にするのが平面技術。この技術の最終目標は、OEMソリューション向けにデバイスやフットプリントを大幅に縮小することにある。
ElectroniCastによると、平均価格の下落によって部分的には相殺されるものの、数量の力強い成長にともないPWCモジュールの世界消費額は増加する。
APAC地域は、2011年に市場シェア45%だったが、他の2つの地域に対して成長速度は速いと予測されており、相対的市場シェアでリードを続ける。EMEAは、相対的市場シェア(2011-2016)では、他の地域に大きく引き離されてNo.3にとどまる。特殊モジュールの消費額は、地域およびモジュールの最終アプリケーション(エンドユース)によって決まる。
調査結果によると、ディスクリート回路(単機能)平面導波路モジュールが徐々に複数機能のモジュールに置き換わっている傾向が見られる。PWCのパッケージングと集積オプティクスの組合せにより、モジュールが魅力のある強力な技術になっていき、複数(2もしくはそれ以上)機能(集積多機能デバイス)を持つようになる。これにより、多機能モジュールのサイズ、重量、コストが、単機能のディスクリートモジュールに対して縮小していく。
ElectroniCastの国際事業プレジデント、ステファン・モントゴメリ氏は「PWCディスクリート(単機能)モジュールは、集積多機能モジュールカテゴリに比べると成長が遅い」とコメントしている。

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