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ライトウェーブロジック、有機非線形ポリマで低消費電力化

January 6, 2012, Newark--ライトウェーブロジック(Lightwave Logic, Inc)が最近開発した有機非線形光材料技術により、通信、データコム、コンピューティング動作の消費電力を大幅に削減できる。
ライトウェーブロジックは、高速光データ通信や光コンピュータ向けに次世代非線形光ポリマ材料プラットフォームの開発に取り組んでいる。同社CEO、Jim Marcelli氏によると、有機非線形光材料Perkinamineプラットフォームにおける最近の開発進展はデータセンタの消費電力削減に大きな役割を果たす可能性がある。
「フェイスブック、グーグルのような企業は継続的にサーバを増設して、ほとんど無制限のデータ供給に対応しているので、装置の稼働と冷却に膨大なエルギーを消費している。当社は低電圧、ローコストで動作し、より優れたパフォーマンスを提供するデバイスの生産を始めるので、大きなビジネスチャンスが期待できる」と同氏は市場環境を捉えている。
ライトウェーブロジック光コンピューティング、Terry Turpinグルーは、「EO効果250pm/voltの安定した有機ポリマベースのローコスト、ローパワーの変調器は、同じように通信の展望も変革するものと考えられる。この変調器により、高度な変調方式を用いることで既存光通信の伝送容量を桁違いに改善する超高密度波長多重ネットワークが可能になる。大幅に駆動電圧が抑制されることで、これまでコストが支配的だった分野でも大きなコスト抑制が可能になる。さらに、この材料はCMOS ICに直接集積してチップ間光通信にも使える」とコメントしている。
同社CTO、Dr. Louis Glasgowは、「先頃開発したPerkinamine Indigoは、250pm/vを33値上回る大きな電気光学(EO)効果を実証した。また、競争力のある光デバイス製造で必要となる熱安定性でも傑出しており、有機非線形ポリマ技術への移行が期待できる」と話している。

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