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NSN、インドネシア海底ケーブルを40Gbpsにアップグレード

December 22, 2011, Jakarta--ノキアシーメンスネットワークス(NSN)は、世界最長のリピータレス40G海底リンクを建設した。
NSNは、インドネシアの国際接続で重要な役割を担う354km海底リンクのアップグレードを行った。インドネシア最大の通信オペレータ、PT Telekommunikasi Indonesia(PT Telkom)は、DumaiとDangas間を接続するJaSuKa海底ケーブルで、既存資産を再利用しながら、40Gbps帯域が利用できるようになった。NSNは光ネットワーキング装置を設置して、中継機を用いない世界最長の40Gリンクを構築。現在、40Gリンクは4chが稼働しているが、同リンクは最大16倍に拡張可能となっている。
PT Telkomやインドネシアの他の主要オペレータは、その多くがNSNのLiquid Netアーキテクチャを利用しており、これらのオペレータの固定およびモバイルの音声とデータトラフィックが海底リンクに流れ込んでくる。
PT Telkomインドネシアの通信インフラ担当役員、David Bangun氏によると、今回の取り組みは2015年までにインドネシア列島首都圏の90%に「真の」ブロードバンドを提供するNusantara Super Highwayの一環であると言う。「帯域集約的なアプリケーションやサービス需要の増大に対処するために、陸上ネットワークの40Gへのアップグレードが進行中である。JaSuKa海底ケーブルは、国際接続の要であり、その容量アップグレードの時期が来たと考えていた」と同氏はコメントしている。
NSNはLiquid Transportアーキテクチャを構成するDWDMソリューション、hiT 7300光ネットワークプラットフォームを設置。hiT 7300は、新設ファイバにはDCMフリー技術を適用し、オペレータの既設DWDMネットワークインフラをそのまま利用することでコスト抑制を実現するプラットフォーム。

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