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NEC、「APG」海底ケーブルプロジェクト契約を締結

December 21, 2011, 東京--日本電気(NEC)は、日本とアジア諸国を結ぶ大容量光海底ケーブルプロジェクト「Asia Pacific Gateway(APG)」の建設請負契約に調印した。発注者はNTTコミュニケーションズ(日本)、KT(韓国)、中華電信(台湾)を含む国際コンソーシアムで、アジア域内の9ヶ国・地域を結ぶ予定。調印式は、中華人民共和国の北京市内で執り行われた。
「APG」は、最新のデジタルコヒーレント技術、OADM技術を導入した1波長当り40Gb/sの伝送容量を有するシステム。総延長は10,400kmとなる予定で、日本(千葉県新丸山(南房総市)並びに三重県志摩(志摩市))、シンガポール、中国、香港、韓国、マレーシア、台湾、タイ、およびベトナムを接続する。同システムの建設によって、北東アジアと南東アジア間の通信需要を満たせる予定。
NECは、過去30年以上にわたり、海洋システム事業を手掛けており、世界の海底ケーブルベンダーのトップスリーの1社。特に日本を含むアジア・太平洋地域で多くのプロジェクトを手がけている。

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