Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

November 21, 2011, San Jose--オクラロ(Oclaro, Inc)は、MI 8000XM、ハイパフォーマンス低消費電力100Gbps MSA準拠コヒレントトランスポンダモジュールを発表した。
このMI 8000XMは同社コヒレントトランスポンダファミリの第2弾。すでに発表しているMI 5000XM 40Gbpsコヒレントモジュールは現在、量産出荷中。これらコヒレントトランスポンダファミリは、同社の強みであるInPおよびLN材料技術を使用し、光コンポーネント、製造、アプリケーション技術の垂直統合によって実現されている。
この新しい100Gbpsと現行の40GbpsモジュールはいずれもPM-QPSK変調方式とコヒレントディテクションを採用。コヒレントディテクションは、100Gbpsを超える光伝送を可能にする先端技術であり、光ファイバネットワークで伝送帯域を増やすスケーラビリティと柔軟性を提供する技術。オクラロは、40Gbpsトランスポンダでは、この他にDPSK、DQPSK変調方式の製品を2007年から量産している。
MI 8000XMトランスポンダは最新世代のDSPと最先端の制御、マネージメントを統合しており、ネットワーク装置への組込を容易にしたモジュールであるとオクラロは主張している。
MI 8000XMは、消費電力仕様を含めてOIF 100 MSA IA完全準拠。このトランスポンダには、NEL(NTT Electronics Corporation)が供給する最先端の低消費電力DSP–LSIが搭載されている。