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光ネットワーク装置3Q11市場でシスコが売上を大きく伸ばす

November 18, 2011, Boston--Infonetics Researchのベンダ/市場調査3Q11レポート「光ネットワークハードウエア」で、ファーウェイがリードを広げ、シスコが売上を大きく伸ばしたことが分かった。

調査の要点
・前期比では落ち込んでいるが、ファーウェイは売上を前年同期比23%増とし、光ハードウエア市場でNo.1の地位を固めた。
・3Q11世界の光ネットワーク装置市場は、WDMとSDH/SONET装置を含めて、前期比4%減、34億ドルとなった。ただし、前年同期比では12%増となっている。
・投資を12ヶ月平均で見ると好調は続いており、光ネットワーク装置市場全体は5%増となる。
・今期の明るい材料は、WDM光ネットワーク装置。世界規模の販売額は、前年同期比18%増となっている。
・ROADMネットワーク装置投資は、前期比4%増で新記録を達成し、2011年1月~9月までの出荷は、前年の9ヶ月と比べて、43%増と大きく伸びた。
・北米は前期比では穏やかな伸びであったが、シスコ、NSN、ADVAは好調だった。
・アジアの光市場では、日本市場は好調だったが、中国市場は弱含みだった。

ディレクティングアナリスト、Andrew Schmitt氏によると、シスコは光装置売上を前期比で46%伸ばした。日本、北米のWDM装置販売も伸びたが、これ以外の光ネットワークハードウエア市場ではQ3は力強さに欠けた。「CAPEXスローダウンの警告シグナルは、最先端の装置(WDM)の購入が落ち込み、レガシー装置(SDH)が増加する時だ。EMEA地域ではこれが起こっている。ただし、これは北米市場ではない。4Q11で注視すべき重要なトレンドだ。このトレンドがEMEAで継続するなら、強い負の指標となる」と同氏は分析している。

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