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帝人デュポンフィルム、LCD用反射型偏光板を開発

October 31, 2011, 東京--帝人デュポンフィルムは、世界で初めてLCD(Liquid Crystal Display)用反射型偏光板を開発した。
これにより、より低コストで、液晶テレビやスマートフォンなどに使われているLCDの輝度を従来品に比べて約50%向上させるとともに、消費電力の低減、およびそれによるバッテリーの長時間使用が可能となる。
偏光板は画面の視認性を改善する部材で、LCDには不可欠であるが、従来品は、LCDの光源が発する光の半分程度を吸収してしまい、輝度向上の妨げになるとともに、消費電力の低減、バッテリーの長時間使用が課題となっており、顧客から光のロスを低減する技術開発が強く求められていた。
開発した偏光板は、新たに開発したポリマと超多層製膜技術との組み合わせにより実現したもので、光源からの光を吸収せず、反射させる特性を有している。その反射した光を有効活用することにより、光のロスを大幅に削減することができ、LCDの輝度向上や消費電力の大幅な低減、スマートフォンやタブレットPCなどのバッテリーの長時間使用など、顧客のさまざまなニーズに応えることが期待される。また、帝人デュポンフィルムの保有する既存のポリエステルフィルム生産設備を若干改造することにより量産に対応できるため、大きな投資は不要。
帝人デュポンフィルムは、これらの優れた特徴を活かし、数年以内に約1兆円と推定される偏光板市場(同社推定、2010年度)に本格的に参入し、2015年度には100億円の売上高を目指している。

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