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タイの洪水が光モジュールベンダ各社に深刻な影響

October 27, 2011, San Jose/Fremont--オクラロ(Oclaro, Inc)、オプネクスト、JDSU、エムコアなど、世界の大手コンポーネント/モジュールベンダが、タイ洪水の影響について声明を発表している。
オクラロの主要委託製造業者、タイのファブリネット(Fabrinet)はオクラロの全最終製品の約30%をChokchaiとPinehurstで製造している。タイの洪水のために、両工場は2011年10月22日に製造を中止。その結果、オクラロは代替製造オプションを見積もるために、直ちに災害対策を始めた。その後、ファブリネットは10月24日、「Chokchai工場が被った被害は甚大であり、工場内および周辺の水位が高いために工場にアクセスできない」と発表した。
オクラロの約70%を占める最終製品は中国深センおよび他の製造拠点から引き続き出荷されている。
オプネクストは、今後この洪水が同社の製造、製品出荷に深刻な影響を及ぼすと見ている。業績への影響については評価の途上にあるとしながらも、2011年12月31日期末のQ3で収益損失は大きいと予測している。
JDSUの通信および商用光製品(CCOP)事業セグメントはファブリネットPinehurst工場で委託製造サービスを受けており、洪水はこの工場まではまだ来ていないが、公共設備や交通システムへの洪水の影響で製造はこの工場でも中止となっている。
エムコア(Emcore)は、同社の委託製造工場に流れ込んだ水が製造装置やテスト装置を水没させた、とレポートしている。工場側の発表した見通しでは、主要工場では12月期いっぱい製造再開の見込みはない。
その他、日本国内の部品メーカーもタイ洪水の影響を受けている模様で、早くも製造を国内にもどす動きも出ている。

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