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フランステレコム–オレンジ、新海底ケーブルACEの陸揚げを発表

October 12, 2011, パリ--ACE(Africa Coast to Europe)海底ケーブルは、2012年後半に運用開始となるが、先頃Penmarc'h, Brittany陸揚げが発表された。この17,000kmのケーブルは、アフリカのインターネット容量を拡張し、ヨーロッパ、アフリカ、アジア間通信のセキュリティの強化、今後数年の容量要求に応えるものとされている。
ACEケーブルは、ガンビア、ギニア、リベリア、モーリタニア、サントメ・プリンシペ(Sao Tome and Principe)、シエラレオネに初のグローバルブロードバンドネットワークを提供し、新たなサービスの展開を可能とする。マリ(Mali)やナイジェリアのような内陸国も陸上ネットワークで接続される。
ACEは、アフリカ西岸を通ってポルトガルとマレーシアを接続するSAT3-WASC-SAFEケーブルにすでに接続している国々には代替通信ルートを提供するものとなる。
他の海底ケーブルへのリンクを通じてACEは、ヨーロッパとレユニオン(Reunion)、アフリカの同グループの子会社とIndian Oceanとのトラフィックにも代替西ルートを提供するものとなる。また、ACEはフランスとポルトガル間の伝送大動脈の多様化ともなる。
このプロジェクト実施では、フランステレコム(France Telecom SA)は、Côte d'Ivoire Telecom, Orange Cameroon, Orange Guinea, Orange Mali, Orange Niger and Sonatel、その他多くの国際コンソーシアムの他のパートナーと協力した。
Penmarc'h陸揚げ局では、ACEは世界最長ケーブルSEA-ME-WE3と接続。グループは、このケーブルの共同所有者であり、同ケーブルはインドを経由してヨーロッパ、オーストラリア、日本を結んでいる。
ACEは、40Gbps WDMシステムで、5.12Tb/sをサポート。ケーブルの建設コストは7億ドルで、そのうち約2.5億ドルは同グループとその子会社が投資した。

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