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インフィネラ、次世代PICにAIXTRONのシステムを採用

September 26, 2011, Aachen--AIXTRON SEは、新規顧客インフィネラ(Infinera)からMOCVD装置を受注した。
インフィネラは、2011年第1四半期にAIX 2600G3 IC成長装置を発注した。同装置は2011年Q3に納入予定となっており、次世代InPフォトニック集積回路(PIC)作製に使用される。同システムでは、49×2、12×4、7×6インチウェハの製造が可能。
米国カリフォルニア州サニーベイル、インフィネラInP PIC工場でAIXTRONのサポートチームの1つが同システムの立ち上げを行う。
光集積回路グループ、シニアVP、Dr. Fred Kishは、「当社は、次世代PIC製造と拡張の基盤となる世界で最も優れたMOCVDシステムを探していた。AIXTRON MOCVDシステムは、難易度が高いこのInP回路の開発と製造の両面で極めて重要な役割を果たす」とコメントしている。同氏はさらに、AIXTRON採用の経緯につて次のように説明している。「われわれの決定は、いくつかの際立った要素に基づいたもので、AIXTRONが業界最高クラスのベンダであると判断した。同社のシステムは、評判も能力も最高クラスであり、正確なエピタキシ制御、優れた稼働均一性を特長としており、スケーラビリティが将来にわたり保証されている。こうした点と優れたサポートサービスを勘案して、AIX 2600G3 IC成長装置が当社のニーズに適合するものと確信した」。
インフィネラは、デジタル光ネットワーキングシステムを開発し、世界の通信キャリアに供給している。独自の革新的な半導体技術、PICを開発し、2個のチップに60以上の機能を集積。これによりインフィネラは、長距離(LH) DWDM光トランスポートネットワーク市場で主要プレイヤーの地位を確立した。同社の説明によると、インフィネラのシステムとPIC技術により、エンジニアリングとオペレーションが簡素化され、柔軟性が高まり、Time to Marketが早まり、顧客は差別化されたサービスを迅速に提供できるようになっている。最近では、インフィネラは600を越える機能を集積した2個のモノリシックInPチップで500Gbpsと1Tbpsの能力を持つ次世代PICのデモンストレーションを行っている。

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