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オクラロ、小型パッケージで高出力励起レーザ

September 15, 2011, San Jose--オクラロ(Oclaro, Inc)は、ハイパワー500mWアンクールド980nmポンプレーザと業界初のシングルパッケージ2×600mWデュアルチップポンプを発表した。
500mWアンクールドポンプは、大幅に小型化されたSFF 10pinバタフライパッケージで提供される。また。既存の14pinスロットでも利用可能。同製品は、-5~+75℃の範囲で動作し、波長安定化されており、Telcordia GR-468-CORE検証済み, RoHS 6/6準拠となっている。
この新しいポンプレーザは、2004年以来の実績があるオクラロOC2アライメント、パッケージプラットフォームを特徴としており、顧客の最も厳しい信頼性要求を満たすものであるとオクラロは説明している。この新製品は、メトロ、クロスコネクト、単チャネルまたは多チャネルアプリケーション向け500mWまでの出力で、従来の冷却タイプのポンプに置き換えることができる。また、SFFシングルチャネルや高出力を必要とする40Gbpsチャネルアンプ需要にも対応可能。
新しいデュアルチップポンプは、デュアルステージやミッドステージアクセスアンプ、ブレードROADM、ラインカード型アンプ向けに設計されている。1×14pinパッケージで2個のディスクリートポンプを置き換えることで、デバイスの小型化に貢献できる。ポンプの特徴は同一パッケージ2個の動的に独立したレーザ。レーザは個別に安定化されており、クロストークは無視できる、また従来の14pinポンプと全く同じ機能が提供可能となっている。形状が小型化されたことに加えて、この新しいポンプは2個のディスクリートのポンプと比べて大幅に低消費電力となっており、ユーザは簡素化されたエレクトロニクスと、少なくなったコンポーネントの数によりコストダウンも享受できる。
製品は2004年以来フィールドで実証されたオクラロOC2アライメントとパッケージング技術により業界最先端の信頼性を実現。また、この新しいポンプは、多段アンプの励起にあたって、少ないコンポーネント数、低消費電力、小型形状、1個のTECとすることでコストを抑制したソリューションとなっている。
これらのポンプレーザはサンプル出荷中、量産は今年後半の予定。

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