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アンリツ、MP2100A BERTWave機能強化

September 14, 2011, Atsugi--アンリツ(Anritsu Co.)は、MP2100A BERTWaveシリーズの機能強化を発表した。アクティブオプティカルケーブル(AOC) ダイレクトアタッチケーブル(DAC)のジッタ分離解析を可能とするジッタ解析ソフトウェアMX210001AおよびS21伝送特性解析、波形シミュレーションを可能とする伝送解析ソフトウェアMX210002Aを開発し、販売を開始した。
MP2100Aは、波形発生器、BER測定器、サンプリングオシロスコープを一体化した計測器であり、AOC/DACのBERとアイパターン/アイマスクが同時測定できる。
さらに今回開発したMX210001A、MX210002AをMP2100Aにインストールすることで、ジッタ分離解析、S21伝送特性解析、波形シミュレーションも行える。専用の計測器を個別に用意することなく、AOC/DACの評価が1台のMP2100Aで可能。計測器の導入コストを約1/2に低減できる。
ジッタ解析ソフトウェアMX210001Aおよび伝送解析ソフトウェアMX210002Aは、MP2100A BERTWaveシリーズ用ソフトウェア。MX210001AはTJ・DJ・RJ・DDJ・DDPWSなど各種ジッタの分離解析に、MX210002AはS21伝送特性解析、波形シミュレーションに対応している。
上の2種類のソフトウェアを搭載したMP2100Aを使用することにより、MP2100A固有の機能であるBER測定、アイパターン/アイマスク測定に加え、ジッタ分離解析、S21伝送特性解析、リニアイコライザ、プリエンファシスによる高度な波形解析が可能となる。
MX210001A/MX210002Aは連携動作するので、リニアイコライザシミュレーションを施した波形のジッタ、アイパターン/アイマスクを同時に解析でき、測定効率が向上する。
また、MX210001A/MX210002AはFibre Channel、InfiniBand、USB、SAS/SATA、10/40/100GbEなど各種高速デジタル通信規格に対応したAOC/DACの評価が可能であり、さまざまな用途で使用できる。

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