Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

August 18, 2011, Milpitas--JDSUは、エンタプライズやメトロネットワークの従来製品、固定波長のSFP＋トランシーバを置き換える狙いで世界初のチューナブルSFP＋トランシーバを開発した。
JDSUは、ILMZ(Integrated Laser Mach Zehnder)チップを利用して新しいトランシーバを実現した。ILMZチップは、2007年に開発され、2009年に通信ネットワーク向けに世界初のチューナブルXFPトランシーバ実現に使用されている。
チューナブルSFP＋トランシーバは、光ネットワークのON/OFFランプとして機能し、ネットワークのデータ入出力に際して光電変換する。光による情報伝送に異なる光波長を用いるが、チューナブルSFP＋を利用することでネットワークオペレータは波長を柔軟に切り替えてネットワークパフォーマンスを最適化することができる。波長プロビジョニングの柔軟性とともに、チューナブルSFP＋トランシーバは現在の固定波長SFP＋製品に必要となる高価な在庫維持コストを削減することになる。
JDSUは、現在、顧客向けにこのチューナブルSFP＋を紹介しており、製造は今後12ヶ月以内の予定。