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アジレント、CoaXPressの電気特性評価向けソリューション発表

August 18, 2011, 東京--アジレント・テクノロジー(Agilent Technologies)は、産業用高速デジタル画像インタフェース新規格CoaXPressの業界初の電気特性評価向けの測定システム「CoaXPress電気特性評価ソリューション」を発表し、販売を開始した。
マシンビジョンでは、カメラで撮影した画像データの大容量化に伴い、通信インタフェースの高速化が進んでいる。このような状況のもと、日本インダストリアルイメージング協会(JIIA)は産業用高速デジタル画像インタフェースとしてCoaXPressを策定し、2011年3月に国際標準規格として認定された。CoaXPressは、高速信号伝送と長距離信号伝送を特長としており、1本の75ΩBNCケーブルにより最大6.25Gbpsで40mの信号伝送を実現。伝送レートを落とせば、100m超の信号伝送も可能。
JIIA賛助会員であるアジレントは、JIIA標準化委員会でCoaXPressの規格策定と試験手順策定に関わってきた。CoaXPressは本格的なギガビット伝送を行う初めてのマシンビジョンインタフェース。効率的に開発を進めるためには、測定の正確性とともに、簡単な操作性や高い測定再現性が求められる。アジレントはオシロスコープを使った簡単な操作で、CoaXPressの電気特性評価を行えるソリューションを開発した。
今回発表のソリューションは、業界最高クラスの低ノイズフロアが特長の「Agilent Infiniium 90000Aシリーズ オシロスコープ」、およびミドルレンジクラスでは業界最高クラスのバランスのとれた性能が特長の「Agilent Infiniium 9000Aシリーズ オシロスコープ」をベースとしており、正確で再現性の高い測定を実現している。また、測定に必要な変換パッドやバイアス・ティーでの信号の減衰をソフトウェアで自動的に補正するため、簡単で正確な測定を行うことができる。さらに、自動測定ソフトウェアにより、測定にかかる作業時間を短縮することができる。測定結果はグラフィカルで表示し、HTML 形式のレポートも自動生成する。

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