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10×10 MSA、10kmと40km 100Gbps標準を発表

August 4, 2011, San Francisco--10×10 MSAは、新たなアプリケーションに拡張するために10kmと40kmの仕様を発表した。
同MSAは、伝送距離の長いアプリケーションに向けて新たに共通仕様を開発する必要に迫られたと説明している。狙いは、開発と製造の両面でコストを抑制しながら、開発リスクを軽減しカスタム/独自ソリューションの必要性を排除することにある。
10km伝送仕様は、現在の2km使用をベースにしたもので、現行の10×10–2km標準との互換性、相互接続性を確保している。この新たな標準によりサービスプロバイダは、データセンタネットワークをキャンパスネットワークなどに延長接続することができる。40km仕様は、既存の10Gbps DWDMネットワーク仕様を活用したもので、現行の10Gbpsメトロリンクをシームレスに100Gbpsにアップグレードし、再生/増幅なしにSMFで40kmまで延長することができる。
ブロケードのシニア技術者、10×10 MSAチェアのScott Kipp氏は、「新しい10×10–40km標準によって1本のファイバでデータ伝送容量を800Gbpsとすることができる。これは業界が必要としているスピードだ」とコメントしている。同氏の説明によると、10×10光モジュールの採用は幅広く進んでいると言う。
また、SanturのCTO、Milind Gokhale氏は、データセンタネットワークからメトロネットワークまでをローコストでパワー効率のよい100Gbpsで接続できる点を強調している。10×10Gの今後の展望については、サイオプティクスのマーケティング/事業開発担当VP、Stefan Rochus氏が「100GHz DWDMグリッド10波長10×10–40km実現によって将来的には、4×100Gさらには8×100Gにアップグレードしてメトロネットワークで増え続ける帯域需要に応えていけるようになった。サイオプティクスは、内製のレーザ、ディテクタ、シリカPLCデバイス技術、自動化されたハイブリッド集積とパッケージングプラットフォームを活用してDWDM TOSAとROSAコンポーネントを商用化していく」とコメントを発表している。

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