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ボーイングとBAE Systems、指向性エネルギー兵器開発契約

August 2, 2011, Albuquerque--ボーイング(Boeing)は、同社の指向性エネルギーシステム(DES)部門がBAE Systemsと提携契約を結び、米国軍艦防御用にMk 38 Mod 2戦術レーザシステムを開発すると発表した。
海軍は、同システムの実証試作機を造らせるために、3月にBAE Systemsチームと最初の契約を結んだ。ボーイングは、この契約に従ってBAE Systemsの下請けとなる。
Mk 38 Mod 2戦術レーザシステムは、高エネルギー固体レーザモジュール兵器と実戦用のMk 38マシンガンシステムを組み合わせる。レーザモジュール兵器を取り付けることで、小型船舶や無人航空機のような標的に対する精度が高まる。同システムは、標的や使用目的に応じてレーザのエネルギーレベルを変えて発射することもできる。
ボーイングとBAE Systemsは、過去2年にわたり共同でこの機能を開発してきた。2010年、ボーイングDESは、同システムの陸上標的追跡能力と、レーザの狙いを高精度で維持できることを実証するために2度のフィールド実験を行った。
ボーイングDESのVP、Michael Rinn氏は、「Mk 28 Mod 2システムは、運動エネルギーと指向性エネルギー兵器の機能を統合した画期的なシステムだ」とコメントしている。
(詳細は、www.boeing.com)

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