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キャリアはIPoDWDMとOTNオプティクスのルータ実装志向鮮明

July 29, 2011, Campbell--Frost & Sullivanは、「ルータのOTNとIPoDWDM:世界のサービスプロバイダ調査」を発表した。

調査結果の要点
・キャリアの大半は、最もトラフィックの多いルータ、メトロルータやバックボーンルータにIPoDWDM実装を計画している。
・ほとんどのサービスプロバイダはOTNを採用して100GbEをODU4で運ぶことを計画している。ほとんどの場合、ルータは10本の10GbE信号トラフィックをアグリゲートする。
・前年と同じ数(83%)のオペレータがルータにIPoDWDMとOTNを採用する計画をもっているが、2012年までに導入を計画しているオペレータは少なくなっており、導入計画が遅れていることがうかがえる。
Infonetics Researchの主席アナリスト、Michael Howard氏は、「昨年の同様の調査では、多くのキャリアがIPoDWDMとOTN(optical transport network)をルータに組み込んでOPEX削減を図りたいと考えていることが明らかになった。今回は、ネットワークのどこに使いたいのか、どんなスピードで使うか、OTNスイッチングを使うか否かなどを調べ、83%のキャリアがIPoDWDMをルータにすでに採用しているか、あるいは採用を計画していることが分かった。用途はアクセス、メトロ、バックボーン、データセンタ接続。すべての場所、全てのルータにこれらのオプティクスを実装したいと考えているのでないことは確かであり、ほとんどのキャリアはIPoDWDMとOTNを選択的に採用してコストダウンを図りたいと考えている」とコメントしている。
同レポートは北米、APAC、EMEAのルータ購入決定権を持つ24の既存キャリア、新興オペレータ、モバイルオペレータ、ケーブルオペレータにインタビューした結果。

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