Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 21, 2011, Auckland/Morristown--パシフィックファイバ(Pacific Fibre)とTEサブコム(TE SubCom)は、Pacific Fibre海底ケーブルシステム建設契約を結んだ。
同海底ケーブルは、12750kmと並外れて長く、太平洋横断ケーブルの中では最大容量。パシフィックファイバシステムは、年率55％で伸び続けるオーストラリアとニュージーランドの国際帯域需要に応えることを目的としており、完成は2014年の予定。2ケーブルシステムで、トランス・タスマン(trans-Tasman)ケーブル経由でオーストラリアとニュージーランドをつなぎ、一方でトランスパシフィック(trans-Pacific)ケーブルを経由してニュージーランドを米国に接続する。同ケーブルの陸揚げ局は、オーストラリアのシドニー、ニュージーランドのオークランド、米国カリフォルニア州ロサンジェルス。
パシフィックファイバシステムは、完成すると、ファイバペアシステムあたり過去最高の容量となる。ケーブルシステムは2ファイバペアとなっており、ケーブルの設計容量は12.8Tbps。