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ALEXANDROS海底ケーブルのキプロス-エジプト間が商用稼働

July 4, Cyprus--キプロスの国営通信オペレータCyta(Cyprus Telecommunication Authrity)は、海底ケーブルサブシステム、アレクサンドロス(ALEXANDROS)、キプロス-エジプトセグメントの商用稼働に合意した。
2010年8月のキプロス-フランス間稼働に続き、キプロス-エジプトセグメントの稼働は2011年夏の予定となっていた。エジプトを通る他の競合海底ケーブルシステムに先行して、地中海に補完的容量と接続性を提供するのがこのセグメント稼働の狙い。さらに、エジプトへの陸揚げによって、Cytaはヨーロッパやアジアのトラフィックを主要目的地まで流す機会が得られ、エジプト経由でこれらの地域市場に経済効率よくアクセスすることができるようになる。
ALEXANDROSシステムは、地中海地域でのCytaとテレコムエジプト(TE)との戦略的提携契約の成果。TE NORTH(TEN)システムはAlcatel-Lucentが建設し、8ファイバペアで、総容量は10Tbpsを超える。同システムはブランチングユニットを備えており、これにより地中海の国々を選んでリンクを拡張することができ、これらの国々とヨーロッパ、アフリカ、アジア間に通信ブリッジを構築し、地中海とユーラシアにビジネスチャンスを提供できるようになる。契約により、TENシステムはダイレクトブランチを介してキプロス(Cyprus)まで延長されており、Cytaはキプロス-エジプトとキプロス-フランス間で、それぞれ総容量96×10Gbpsのファイバペアを確保している。Cytaは、この96波長を40Gbps、さらには100Gbpsまでアップグレードする意向だ。また、契約では、ALEXANDROSサブシステムは、ギリシャのCyta陸揚げ局まで延長するオプションも認められている。
(詳細は、www.cytaglobal.com)

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