Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 27, 2011, Palo Alto--ギグオプティクス(GigOptix, Inc)は、短距離14Gbpsシリアル光インタコネクト向けに2つの新しいチップセットのサンプル提供を始めた。
GigOptixはローパワー40G、100Gパラレル短距離デバイス技術をベースにして、4chと12ch 14Gbpsリンクチップセットソリューションを次世代InfiniBand FDR AOC向けに提供する。この次世代AOCは、40GbE、100GbEトランシーバにとどまらず、168Gbpsまで動作する。使いやすく、コンパクトな設計となっており、データコム、航空機、コンシューマ市場に適用可能。
GigOptixのハイパフォーマンスチップセットは、4ch HXT5104 VCSELドライバ、HXR5104レシーバアンプチップセット、12ch HXT5112 VCSELドライバとHXR5112レシーバアンプチップセットからなる。これらのチップセットは100m 40Gリンクで450mW以下の超低消費電力となるよう、またコンポーネントを実装するトランシーバが最小となるように設計されており、結果的に低コスト化につながる。HXT/R5ファミリは、トレース長が多様となるように、プログラマブルイコライゼーション、プリエンファシス回路が集積されており、業界標準の2ワイヤインタフェースにより、完全集積ADCとDACを介してプログラマブル制御も可能。
HXT/R5シリーズのサンプルは、VCSELやPDの評価用に評価ボードで提供される。