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アクゾノーベル、LED先駆体用に新工場建設

June 27, 2011, Laporte--高純度有機金属(HPMO)製品に対する世界的な需要増に対応するために、アクゾノーベル(AkzoNobel)は、トリメチルガリウムとトリメチルインジウムの製造能力を大幅に増強する。
機能化学製品事業の一部であるHPMO事業は、半導体グレードのインジウム、ガリウム、アルミニウム、亜鉛およびマグネシウムベースの有機金属の製造を行っており、これらはLEDs、太陽電池、その他の半導体デバイスの製造で先駆体材料として用いられている。
2010年6月、アクゾノーベルはトリメチルガリウムの製造能力を2倍に拡張した。この事業ユニットの製造能力は、2011年1月に再び倍増となり、過去4ヶ月でアクゾノーベルは特殊化学製品の世界最大のメーカーになった。
「これらの拡張に対する当社の顧客の反応は非常に好意的であり、需要は引き続き増えているので当社の製造能力拡張分も吸収しつつある。LEDやIII-V太陽電池業界は長期的に大きく伸びると当社では見ており、世界第一級の製造ユニットを新たに追加して製造能力増強をさらに進めていくことを決定した」とHPMO製品グループ担当グローバル事業部長、Michiel Floor氏はコメントしている。
同社は、既存工場の3倍の規模となるトリメチルガリウム用の新工場建設を計画している。この拡張により、アクゾノーベルのガリウムベース有機金属の総生産能力は年間100トンを超える。工場建設は2011年に始まり、2012年に完成予定。
もう1つのLED先駆体、トリメチルインジウム工場も建設され、製造能力は400%増となる。建設はすでに始まっており、2011年12月に完成予定となっている。
いずれもアクゾノーベルのLaporte(米国テキサス州)製造サイトに建設される。
(詳細は、www.akzonobel.com)

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