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サービスプロバイダのサービスアウトソース市場、2015年に770億ドル

June 10, 2011, Campbell--Infonetics Researchは「サービスプロバイダのベンダへのアウトソーシング」調査結果を発表した。

主な調査結果
・2010年、サービスプロバイダの装置ベンダへのネットワーキングサービス支出は前年比10.6%増、548億ドル。
・サービスプロバイダアウトソーシング市場は2015年に774億ドルに達する見込み。
・ネットワークメンテナンス、企画、設計および運用が、キャリアのアウトソーシング市場で主要な成長分野。
・アウトソースサービス成長の多くはEMEA地域からのもので、大規模なアウトソーシング需要はアフリカにある。中規模の需要は、西欧、APAC、特にインドに多い。
・2010年、競争の激しいサービスプロバイダアウトソーシング市場ではHPが先行、これにIBM、エリクソンが続いている。
・世界中に多いマネージドサブスクライバをベースに、従来の装置ベンダが世界のサブスクライバベースの約1/4を管理している。
・2009年に作成したInfonetics Researchの2010年サービスプロバイダアウトソーシング売上予測は、実際の2010年の売上と比較して0.9%以内の差にとどまった(予測は543億ドル、実際は548億ドル)。
Infonetics Researchの主席アナリスト、Stéphane Téral氏は、「マネージド・サービスがネットワーク装置ベンダにとって有望であることは間違いない」と見ている。同氏は、Clearwire/Ericssonの例を挙げ、装置メーカーが単なるメーカーからサービスプロバイダにシフトしつつある、と指摘する。「同時に、通信(telcos)およびモバイルプロバイダ(cellcos)は、クライアント・セントリックなソフトウエアベースの企業(softcos)になりつつある。同様にして、ネットワークシェアリングはCellcosの未来だ。運用コスト削減のために、タブーではあっても、アウトソースせざるをえないからだ。昨年第4四半期のOPEXは、1兆4000億ドル(前年比7%増)だった。アフリカ、ブラジル、中国、インドなどの農村地域での加入者獲得、西欧社会でのスマートフォン補助金が、販売とマーケティング費用を押し上げ、OPEXを増やしている。こうしたことは、キャリアが、どのようにしてネットワークオペレータから顧客の世話係にシフトしたかを示している。」

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