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下降が続く世界のブロードバンドコスト

June 9, 2011, London--ポイントトピック(Point Topic)の最新ブロードバンド料金分析によると、2011年メガビットあたりのコンシューマブロードバンド価格は下降を続けている。
4Q09~1Q11の期間、15ヶ月の世界の地域ごとに主要な固定有線技術、DSL、ケーブル、ファイバ価格を比較。メガビットあたりのコストは、すべての地域で下降したが、ラテンアメリカでは40%の大幅下落だった。これに次いで北米、カナダが全ての技術で35%下落した。
帯域価格押し下げ圧力は普遍的に存在する。消費者は一定の金額でさらに多くの帯域をほしがり、サプライヤは他の技術や競合他社との競争が激しい市場環境にいることが珍しくない。
ポイントトピックのシニアアナリスト、Fiona Vanier氏は、「消費者のサービス選択基準は、まだスピード、正確に言うと下りの帯域である。これはあるところまではよいだろう」と分析し、選択基準が変わるポイントについて同氏は、「特に一般の消費者は、50Mbps以上の帯域でできることを思いつくのは困難だ。そうなると、消費者の選択基準は、かつてのように帯域ではなくなる」とコメントしている。
ファイバがどんどん家庭に入ってくるにつれて、ISPsには一定金額で帯域を増やそうとする勢いがなくなる。
さらに同氏は、「ロードバンドサプライヤとしては、どんどん帯域を高めることで差別化することが益々難しくなる。特に、成熟したブロードバンド市場では付加価値サービスや顧客との関係が益々重要になるフェーズに入ってきている。マイナス点は、消費者が大幅な帯域増、価格低下が終わったと考えるようになることだ」と付け加えている。

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