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GigOptix、ポリマ40G MZMをTier1トランスポンダメーカーでテスト

June 1, 2011, Palo Alto--ギグオプティクス(GigOptix, Inc)は、同社独自技術薄膜ポリマ・オン・シリコン(TFPS)技術を用いたLX8401 40G マッハツェンダ変調器(MZM)が商用化に向けて2つの大きな成果を上げたと発表した。
1つは、LX8401変調器のパフォーマンスが複数のTier1顧客によるシステムレベル評価に成功したこと、もう1件は高温動作ライフタイム信頼性評価(HTOL)、Telcordia GR-468テストをパフォーマンスの劣化なく完了したこと。システムレベルパフォーマンステストは、実際にトランスポンダに実装して行われ、その結果は業界大手サプライヤの競合製品LN変調器との比較が容易にできた。LX8401変調器は、競合するLN変調器と比較して優れた光パフォーマンスを示し、小型で消費電力が遙かに小さいという点で顧客には大きな利点を提供できる。
これらシステムレベルテストに続いて、LX8401の2000時間HTOLテストにも成功。HTOLテストは、通信装置に実装する全てのコンポーネントで顧客が要求するTelcordia GR-468信頼性評価の最重要項目。HTOLテストは、1550nmレーザを変調し、高速電気RF信号で駆動しながら変調器に2000時間の高温ストレスをかける。このテストは、製品の加速25年ライフタイムのシミュレーションを行っている。テスト完了後、LX8401変調器は、挿入損失、駆動電圧、消光比、帯域を含む重要パラメタのパフォーマンスに劣化がないことが示された。信頼性テストは、完全Telcordia信頼性評価に向けてさらに進行中であり、完了は2011年第3四半期の予定。
GigOptix Bothellのジェネラルマネージャ、VP、Dr. Raluca Dinuによると、顧客は小型で高速、パワー効率のよい新しいソリューションを求めている。LX8401は、独自のTFPS技術を用いており、最小形状で業界最先端の低駆動電圧が可能。駆動電圧を下げることで、競合技術に対して消費電力は20%以上削減可能。サイズは、小型の300pin光トランスポンダに実装できる形状。

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