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アプライドマイクロ、業界初100G完全集積CMOS ICを発表

May 30, 2011, Sunnyvale--アプライドマイクロ(AMCC: Applied Micro Circuits Corporation)は、100GbE CFPクライアント光インタフェース向けS28010ギアボックスICデバイスを発表した。
S28010は業界初のシングルチップCMOSであるので、経済性とパワー効率に優れた100GBASE–R4光モジュールが実現可能となり、ハイエンドスイッチングやルーティング装置の接続速度を10Gbpsから100Gbpsへ拡張することができる。
アプライドマイクロのギアボックスは、10レーン、10Gbps CAUI電気インタフェースを4レーン25Gbps動作に変換するもので、クライアント市場向け100G ICファミリで同社初の製品となる。
同社マーケティング/事業開発担当VP、George Jones氏は、「100GbEとOUT–4クライアントインタフェースを実現する経済的でパワー効率のよいギアボックス半導体が本当に求められている」とコメントしている。「エンタプライズやコアルータアプリケーションへのCFPモジュール導入には限界がある、これは供給が不十分だからだ。アプライドマイクロの新製品によってサービスプロバイダは顧客からの帯域要求に応えることができるようになる」。
S28010は、100GbE、FC、InfiniBand、OUT–4光トランスポートを含むアプリケーション向けに28.1Gbpsまでの幅広い周波数をカバーしている。また、IEEE.802.3baとCFP MSA標準準拠の初のCMOSデバイスでもある。
Ovumのコンポーネント担当主席アナリスト、Karen Liu氏は、「通信、データコム、クラウドプロバイダ業界全てが100GbEリンクを求めている。100G光トランスポートラインカード市場だけで、2016年には30億ドルを超える。この速度では、幅広いニーズがある10kmインタフェースは、コスト、サイズ、消費電力の点で課題が多かった。アプライドマイクロのギアボックスICは、これら3つの要素に対応できる設計になっている」と評価している。
S28010は、CFP市場で障害となっている高い消費電力、高コスト、低い信頼性を打破する設計となっている。

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