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光ネットワーキング市場、7%成長で回復基調

May 30, 2011, London--Ovumによると、光ネットワーキング(ON)世界市場は回復を続けており、2011年第1四半期の市場規模は35億ドル、前年同期比7%成長となった。
最新の市場分析では、Alcatel-Lucentが2011年Q1でトップベンダとなり、売上は6億4500万ドルだった。これは前年同期比17%増、市場シェア18.4%となる。Alcatel-Lucentが過去2年で売上No.1を記録した初の四半期。
重要な点は、146億ドルを超えてわずか1%の成長ではあるが、光ネットワーキング市場の年換算投資が2011年Q1に好転したことだ。年換算のシェアを示す数字は、長期市場トレンドを示す最良の指標を提供するものとOvumは見ている。
Ovumのインフラ担当リーダー、DanaCooperson氏は、「新しい年になって光ネットワーキング市場は改善が続いている。前期の投資は季節要因で落ち込んだが、前年同期比では成長しており、希望が持てる」とコメントしている。
重要な点として同氏は、年換算の投資がわずかに増加している点を挙げている。DWDM市場の力強い成長、IPベースのトラフィックに最適化した光製品への力強いシフトが続いていることなどが成長の原動力となっている。
「市場を牽引しているのはアメリカだ。年換算の投資は、北米、中南米とも四半期、前年比で改善を続けている。対照的にAPACとEMEAの投資は前年同期比で低迷。特にAPACのトレンドは、1Q11は暗澹たるものだった。」
トップベンダ10社のうち、年換算ではシエナが最もよく、フアウエイは最悪だった。年換算のシェアでポジションが改善された他のベンダは、順にエリクソン、富士通、Alcatel-Lucent、シスコ、NEC。上位10社以外では、テラブスとNSNがシェアを落とし、ZTEは変わらずだった。

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