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金融危機以来初の世界通信投資増加を予測

May 27, 2011, Boston--ヤンキーグループ(Yankee Group)の調査レポート「2011 世界の通信CAPEX予測:新規市場が回復を牽引」によると、世界の通信投資は2009年以来初めて上昇に転じた。
2011年、通信投資は世界規模で前年比2.9%増になるとヤンキーグループは予測している。同社によると、CAPEX増は北米を除く全ての地域で見られるが、北米はわずかに減少する。
同レポートの予測では、この投資回復の背景にあるのは、モバイルブロードバンドサービスに対する消費者の繰り延べ需要。世界中のモバイルオペレータは、HSPA+、WiMAX、LTEベースの4Gネットワーク建設で新規ネットワークアップグレード期に入っている。投資回復は新興通信市場にも見られ、基本サービスと先端サービスの両方を展開するにあたって投資が必要になっている。
ヤンキーグループVP、Brian Partridge氏は、「最悪のマクロ経済低迷を抜けて、2011年は通信業界では新しい投資サイクルの始まりとなっている」と指摘している。同氏はさらに、「消費者のブロードバンド接続要求は継続して爆発しつつあるので、投資は2014年まで増加する」と見ている。
中国市場が予想を超えている。同地域の2011年のCAPEX全体は減少との予測にもかかわらず、中国の通信オペレータは2010年に目覚ましい回復力を示した。チャイナモバイル、チャイナユニコム、チャイナテレコム合わせて、CAPEXは10%増、353億ドルから389億ドルとなる。しかし、北米のCAPEXは3%減となる。北米のオペレータは、投資額をわずかに減らして、2010年の708億ドルから、2011年には687億ドルとし、この結果、北米はCAPEXを減らす唯一の地域となる。

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