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フィリップス、ドイツ アーヒェンOLED工場に製造能力増強投資

May 24, 2011, Amsterdam--フィリップス(Royal Philips Electronics)は、4000万ユーロを投資してドイツ、アーヒェンのOLEDベース照明工場の製造能力を増強すると発表した。
この投資は急成長するフィリップスのOLED事業をサポートし、装飾向けのハイエンドデザイン照明アプリケーションを目的とするフィリップスのOLEDモジュールの供給能力を高めることが狙い。アーヒェン工場はパイロット製造ラインとして設立されたものだったが、このOLED工場の製造能力増強は、2012年から稼働する予定。
新しい固体照明技術、OLEDはソフトな散乱光、エネルギー効率のよさ、デザインフリーが特徴。OLED照明アプリケーションは特に、装飾的目的、雰囲気作りを目的とする建設市場をターゲットとしており、デザインを意識する消費者をも引きつける。
フィリップス・ライティング(Philips Lighting)のランプ事業ジェネラルマネージャ、Rene van Schooten氏は、薄くてフラットな特徴を持つOLEDについて、「家具、壁、天井や床への組込が容易にできる、これは他の光源では不可能だ」とコメントしている。「アーヒェンのOLED製造工場への追加投資によってフィリップスは照明革新を先導し、カスタマイズされた革新的なOLED照明アプリケーションの提供能力を増強できる。」
フィリップスは、先頃アーヒェンにLumiblade Creative Labを開設し、照明デザイナ、照明器具メーカーや創造性を持つ人々を招き、OLED照明の実物を手にとって体験してもらった。また、ブラジルのCERTI研究所とOLED製品開発提携を結び、上海では製品開発センタを運営している。これらの狙いは、世界中の照明デザイナとともにOLEDアプリケーションの開発、カスタマイズを行うことにある。
(詳細は、www.philips.com)

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